2013年 過去の講座

国際WAGAKU大学  第二回 12月講座 

 

 

2013年12月18

真宗大谷派 興徳寺

講師 高木 伸證

        「日本人の宗教心」

 

外国人に比べ、私達日本人は宗教に関してあまり熱心でないと思いませんか。

 

講座では、日本人と宗教の関わりについて、わかりやすく学びます。

 

歴史文化や宗教心ある生活を熟知し、誇りを持って、外国人に語りかけましょう。

 

国際WAGAKU大学  第一回 11月講座 

 

2013年11月20

合名会社 納屋橋饅頭万松庵 代表社員

講師 中島康博 氏

「和菓子不思議発見! おいしさの秘密」

 

 

和菓子のすべてについてお話をすれば、話しても聞き手も間違えなく飽きてき

ますので、本日は和菓子の命「餡」についてだけお話致します。

 

 

 

和菓子の大まかな種類

 

・生地の原材料:米粉・もち粉・小麦粉・葛粉・蕨粉など

 

・熱の入れ方:生・蒸す・焼く・炊くなど

 

・あんの原材料:小豆・大手忙・うぐいす豆・うずら豆など

 

・形状の違い:漉しあん・粒あん・白あん・練きあんなど

 

・用途の違い:上生菓子・朝生菓子・贈答用菓子(日持ちのする和菓子)

 

 

 

餡(あん)について  漉しあん:粒あん=11.5(同じ小豆量で)

 

・漉しあん

 

 小豆を浸漬⇒煮る⇒漉す⇒晒す⇒搾る(生あん)⇒加糖して炊き上げる

 

・粒あん

 

 小豆を浸漬⇒煮る⇒加糖してねかす⇒炊き上げる

 

・練あん

 

 焼き菓子最中など日持ちをさせる和菓子のあんには、水飴を入れてあんの乾燥を抑える。(漉しあん・粒あん)

 

 

 

・小豆は生き物なので産地・収穫からの時間経過・保管状況により、漉しあんも粒あんも煮るときに調整して同じようなあんに仕上げる。

 

・漉しあんは漉し方によりあんの食感が変わり、晒し方により色合い・風味が変わる。漉し方・晒し方の違いが各お店の特徴

 

・加糖量と炊き上げ方の違いは、漉しあんも粒あんも各お店の特徴

 

 

 

最後に

 

「甘くなくて美味しい」と云う表現は間違っている。和菓子は甘味の嗜好品。

 

如何に「上品で後味がアッサリした甘味」を作り出すかが職人の技。

 

 

国際WAGAKU大学 創立記念総会 記念講演Ⅰ

 

 20131016日

 テパパプランニング代表

 ニュージーランド学会理事 大石恒喜 氏

 

 

「外国人と日本人との文化の違い」

 

    

 

日本の文化の魅力 

 

世界最古の王室「天皇家」

 

  最古の国 日本

 

 

 

外国の文化と日本の文化の違い

 

  電車が時間通り

 

  安全な電車の中

 

    「すみません」

 

    日本食

 

    東京は世界一の美食都市

 

    人類の調理の起源は縄文時代

 

    「いただきます」 「ごちそうさま」 

 

   水道水

 

  お風呂

 

   タクシー 

 

   自動販売機、コンビ二

 

  日本のサービスの良さは世界一

 

  チップ

 

  もったいない

 

 外国人に聞いた日本の良いところ

 

  トイレが奇麗

 

  親切な人が多い

 

  外国人特に英語を話す白人に親切

 

  礼儀を大切にする

 

  勤勉でよく働く

 

  まじめで道徳心があり、窃盗や犯罪が少ない

 

    「日本人の冷静さ」「秩序を守る」「忍耐強さ」「団結力や責任感の強さ」

 

  安全性

 

 

 

 日本の文化の特徴

 

  「勤勉」「礼儀正しい」「協調性」

 

  おもてなし

 

 

 

 

 

 

 

国際WAGAKU大学 創立記念総会 記念講演Ⅱ

 

20131016

株式会社 モニターユ 代表取締役 筒木 幸枝 氏

「江戸しぐさ」に学ぶ気遣いの心

 

1.「江戸しぐさ」とは

江戸の町で皆が円満に共生するための、考え方や身のこなし

   商人道のおしえ

 

2.人間は、頭と体と心の3つから成っているという考え

    目つき、表情、ものの言い方、身のこなし

    

3.江戸時代のことわざ

   「三つ心、六つ躾、九つ言葉で、十二文、十五理で末決まる」

  ①三つ心

    親は子に愛情深く接する中で、しぐさになって出るものは、全て心がコントロー

ルするものだということを伝える。

「三つ子の魂百まで」

  ②六つ躾

からだと頭を結ぶ糸の動かし方をまねる。癖にさせる

 人とのあいさつや対応、迷惑をかけないしぐさや親切、ごはんの食べ方、

箸の使い方、履物の脱ぎ方

  ③九つ言葉

     おとなの言葉や世辞がいえるようにそだてる

      「さようでございます」

     他人への口の利き方

  ④十二文

     文字が自在に使える、主の代書

     親がいない万一の状況を考えて自立に向けての準備

  ⑤十五理

     ものごとがそうなっている理

 

4.江戸しぐさ

  ①会釈のまなざし

  ②傘かしげ

  ③こぶし腰浮かせ

  ④うかつあやまり

 

*江戸しぐさは、江戸しぐさ語り部 越川禮子氏の著書からご紹介しました。

ご興味のある方は、NPO法人 江戸しぐさ http://www.edoshigusa.org/ をご覧ください。

サイト内検索

Loading

facebook